あなたは日々の食事を、どういう風にメニューを決めて料理をしていますか?
塩気のあるものを欲しているのか、甘みが欲しいのか、あたたかいスープなのか、噛み応えのあるものなのか...それは、あなたの体が「今」必要としているエネルギーのサインです。
そのサインに合わせた料理を食べることで、体が喜びます。
だから、朝に食べたくなったものを、昼にも夜にも食べたいとは限りませんよね。
それも自然なことで、私たちの体は、刻一刻と変化しているからです。
前日の残り物を翌日にも食べるというのは、日本の多くの家庭でよくある習慣ですよね。
食材は収穫した瞬間からエネルギーが減少していき、料理は完成した瞬間から腐敗が始まります。
出来るだけ作り置きはせずに、その日のその瞬間に必要としている料理を、必要としている分だけ料理して食べきることを続けていくと、体調に変化が現れるはずです。
また、可能な限り人工的な物が入っていないオーガニックで、その土地のエネルギーで育てられた食材を食べること。
日本ではその季節には取れない野菜などを、輸入品で補うのではなく、その土地で作られた季節にあった旬の野菜が、その土地のエネルギーで生活している自分に合っています。

○○の素、△△のたれ・・・などは便利な一方で、それらが自分の手元に届くまでに携わった人達の意識が入っていますので、可能な限り自分で調合して味付けする方が尚好いです。
パン粉なんかも手でちぎって乾燥させて、フライパンで煎ってあげれば出来ますよね。
私は元々、パン粉は買っていましたが、冷凍した食パンをおろし金ですりおろしてパン粉を作ったこともありますが、鋭利なもので食材を傷つけると、エネルギーもダウンしてしまうので、パン粉はちぎって作ろうと思っています。
鋭利なもの...つまり包丁も出来るだけ使わずに、手でパキパキ折ったり、ゆでてから手で割ったり、頭でバコッと・・・は、さすがにやりませんが。
そうやって作った料理は、全く素材の味が違って美味しいです。
と、偉そうなことを言っていますが、食べきれなくて昼の残りを夜にも食べたり、面倒な時はシリアルにアーモンドミルクをかけるだけ!なんてこともあります。笑
ですが、こういう料理を心がけ、お惣菜など多くの人の意識と添加物の入った食事を取るのを「ほぼ」やめてからは、体がとても軽くなり、疲れにくさがまったく違ってきました。
「ほぼ」でも、全然違いますよ!
完璧を目指し、それがストレスになるのであれば、本末転倒ですよね。
食事は自分を作るエネルギーです。
パワフルで健康になるのか、イライラして病気がちになるのか、「医食同源」という言葉があるように、サプリや薬より、まずは日々の食事を変えてみるところから始めてはいかがでしょうか?